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2011.01.10 Monday

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    2011.01.08 Saturday

    子育て・・虐待・・きっかけは、よだれかけのジャム。

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       まだ妹は2歳の春である。


      わたしの、
      大好きで、大切で仕方がない、妹の真実は、今日も冷酷な虐待を受けていた。


      妹の真実は、まだ育児用のご飯を食べている。

      2歳の真実はとうぜん、よだれかけをオレンジのマーマレードジャムで汚しながら、
      でも頑張ってじぶんで食べようとする。
      しかし、口に入れるときに何度もこぼしていて、上手に食べれていないため、
      長男のわたしは、食べ方を教えてあげながらも、丁寧に口の中にいれてあげる。

      だけど真実はそれでも自分で食べようとする。


      なのでその姿をみて、そんな頑張って自分でやりたいっていう真実をみて
      横で一緒にご飯を食べながら応援する。


      しかしそんな時お母さんの大きな声がわたしの家全体を震えさせた。


      「あんた、よだれかかけを汚すんじゃない!!!」


      お母さんは信じられないぐらいの形相で真実を睨み、
      そのオレンジマーマレードジャムを取り返し、

      「あんたに食べさせるご飯なんてない!!!」

      そういって妹の顔をたたいた。


      わたしは何が起こったのかわからない・・・
      そんな風に思いながらもただその時は真実を慰めることしか出来なかった。


      しかし慰めたとしても真実はただ泣くだけで、
      わたしもそれをただ頭をなでてあげるくらいしか出来なかった。


      そしてそんな泣き声すらも気に食わないお母さんはまた一言こういった。

      「あーうるさいわね! そんなんで泣くんだったら外で泣いてなさい!」


      そう言われ、真実は外のベランダに連れて行かれた。

      たださすがにわたしも、このお母さんには怖いけど反抗する位になれた。


      「お母さん・・・、今日は真実を許してあげて!
        真実がちゃんと食べれなかったのはお兄ちゃん(自分)が
         ちゃんと教えてあげなかったからだよ!
          だから今日は真実を許してあげて!  お願いお母さん!!!」

      そう大声でお母さんに伝えて、お母さんの目は覚めた。



      そしてベランダの真実を家に連れ戻すと、冷たくなった真実の顔を触りながら、

      「お母さんが悪かったの・・。
        いつもいきなり起こってしまってごめんね。
         でも真実のことをお母さんは本当にかわいいと思って言ってるんだからね・・。」

      そういいながら、お母さんは真実を抱きしめた。


      その時お母さんの目からは、静かに涙がこぼれていた。



      ”よだれかけのジャム”・・・きっかけはただそれだけだった。






      2011.01.10 Monday

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